ブルーライトをカットする PC(パソコン)用メガネ・レンズの選び方- GLAFAS(グラファス)

ブルーライトをカットする PC(パソコン)用メガネ・レンズの選び方

ブルーライトをカットする PC(パソコン)用メガネ・レンズの選び方

写真はイメージ。by aditza121

パソコンやケータイ、スマートフォンなどのデジタル機器が生活に浸透したことで、目の疲れを訴えるひとが増えていることを受けて、「青い光(ブルーライト)」をカットするメガネ・レンズを販売するメガネ店・レンズメーカーが増えている。

「青い光(ブルーライト)」が注目されているのは、デジタル機器の画面からは多く発せられている「青い光(ブルーライト)」がまぶしさやチラつきの原因となり、目の疲れにつながると考えられているからだ。

今回は、各社から発売されている「青い光(ブルーライト)」をカットするメガネやレンズをピックアップするとともに、その選び方をご紹介しよう。

【最新情報:2012年10月10日】

◇最新の情報を踏まえた「PC(パソコン)メガネの選び方」をご紹介。

眼への負担を増大させる「青い光」とは

(写真1)可視光線の波長とエネルギー。image by ニコン・エシロール。

(写真1)可視光線の波長とエネルギー。image by ニコン・エシロール。

可視光線、すなわち目に見えて、色として感じることができる光は、色によって波長が異なっている(写真1)。目に見える光・色の中でも波長が短く、エネルギーが強い「青い光」は、まぶしさやチラつきの原因となっている。

パソコンや携帯電話などのデジタル機器やテレビ、中でも最近主流となっているLEDの画面からは、「青い光」が特に多く発せられており、眼への負担が大きくなっている(写真2)。

(写真2)従来のブラウン管に比べて、最近主流となっているLEDは、「青い光」が強い。image by ニコン・エシロール。

(写真2)従来のブラウン管に比べて、最近主流となっているLEDは、「青い光」が強い。image by ニコン・エシロール。

厚生労働省が2008年に発表した「技術革新と労働に関する実態調査結果」によると、パソコンを用いた作業(VDT(Visual Display Terminal)作業)で、身体的な疲労や症状を感じている労働者の割合は68.6%となっており、中でも「目の疲れ・痛み」を訴えるひとが90.8%と最も多くなっている。

パソコンを用いた作業は「眼の疲れ・痛み」のほか、「首、肩のこり・痛み」、「腰の疲れ・痛み」などを引き起こすことが多く、ニコン・エシロールによれば、そうした状態が進行すると、苛立ちや焦燥感、不眠症などの精神神経症状などを引き起こす「VDT症候群(パソコン病)」や「テクノストレス」につながると考えられているという。

特殊なカラーで「青い光(ブルーライト)」をカットするレンズ

「青い光(ブルーライト)」が目に与える影響は以前から注目されており、特殊なカラーによって「青い光(ブルーライト)」をカットするレンズがレンズメーカー各社から発売されている。

HOYA(ホヤ):CAREER COLOR(キャリアカラー)

(写真3)キャリアカラー | オプションを選ぶ | メガネレンズを選ぶ | HOYA株式会社 ビジョンケアカンパニー(スクリーンショット)

(写真3)キャリアカラー | オプションを選ぶ | メガネレンズを選ぶ | HOYA株式会社 ビジョンケアカンパニー(スクリーンショット)

伊藤光学:D.L.C.レンズ

(写真4)伊藤光学工業株式会社[製品情報:メガネレンズ:D.L.Cレンズ(スクリーンショット)

(写真4)伊藤光学工業株式会社[製品情報:メガネレンズ:D.L.Cレンズ(スクリーンショット)

乾レンズ:ハイドレンズ(HYDE)

(写真5)ハイドレンズはさまざまな色があります。特徴を理解して楽しんでください(スクリーンショット)

(写真5)ハイドレンズはさまざまな色があります。特徴を理解して楽しんでください(スクリーンショット)

これらのサイトを見てみると「短波長(光)」や「ブルー光線」と書かれているが、いずれも特殊なカラーを着けることにより「青い光(ブルーライト)」をカットしている。それにより、まぶしさやチラつきを減らすほか、コントラストが上がるという効果が期待できるのだ。

また、これらのレンズはパソコンやケータイ、スマートフォンなどのデジタル機器を使うときだけでなく、カラーを選ぶことでスポーツやアウトドアなどのシーンにも対応できる。

さらに、HOYA(ホヤ)のCAREER COLOR(キャリアカラー)は、近視・遠視・乱視・老眼といったレンズはもちろん、遠近両用や中近両用、近々両用といったレンズや、若いひとの目の疲れに効果が期待できる「リマーク」など、度付きレンズに幅広く対応している。

無色透明なレンズのに「青い光(ブルーライト)」をカットする「ニコン シークリア ブルー」

(写真6)ニコン シークリア ブルーはまぶしさやチラつきの原因となる「青い光」を効率的にカットする。

(写真6)ニコン シークリア ブルーはまぶしさやチラつきの原因となる「青い光(ブルーライト)」を効率的にカットする。

(出典)http://www.nikon-lenswear.jp/products/other/see_clear_blue.php

ニコン・エシロールが2011年6月に発売した「ニコン シークリア ブルー」は、レンズ表面の反射防止コートに「青い光(ブルーライト)」だけを反射させる機能を加えたことで、無色透明なレンズでもまぶしさやチラつきを防ぐ効果があるというもの。

詳細については、下記のリンクを読んでいただきたい。

ニコン シークリア ブルー」のメリットやデメリットをまとめると次のようになる。

  • 特殊なコーティングによって「青い光(ブルーライト)」を約10%カット。
  • 若干黄色みを帯びているものの、レンズはほぼ無色透明。
  • 近視・遠視・乱視・老眼といったレンズはもちろん、遠近両用レンズや若いひとの目の疲れに効果が期待できる「リラクシー」など、度付きレンズに幅広く対応。
  • レンズにカラーを加えることで、シーンやニーズに合わせて、より高い効果を期待できる。
  • フレームは好きなものを選ぶことができる。
  • 後述する JINS PC や、眼鏡市場の「デジタルガードレンズ」に比べると価格が高い。

メガネをかけていないひとに向けた JINS PC

2011年9月30日に発売された JINS PC は、ふだんメガネをかけていない「ノンメガネユーザー」の目を「青い光(ブルーライト)」から守るべく開発されたもの。

詳細については、下記の記事を読んでいただきたい。

JINS PC のメリットやデメリットをまとめると次のようになる。

  • イタリアのインテルカスト社と共同開発した NXT レンズを採用し、「青い光(ブルーライト)」を約55%カット。
  • サングラスほど濃くはないがカラーがついている。
  • ふだんメガネをかけていないひとに向けて開発されたこともあり、度付き対応不可。しかし、多くの声を受けて、今後度付きに対応する予定。
  • フレームは1種類のみ。しかし、全16色のバリエーションが揃っている。
  • 価格は3,990円とリーズナブル。
  • 軽さと掛け心地のよさで大ヒットしている Air frame(エア・フレーム)同様の掛け心地のよさ。
  • 効果を検証した実証実験の結果が公開されている。
  • マイクロソフトなどでも導入されている。

無色透明で度付きレンズにも対応する眼鏡市場の「デジタルガードレンズ」

(写真7)眼鏡市場の「デジタルガードレンズ」。image by メガネトップ

(写真7)眼鏡市場の「デジタルガードレンズ」。image by メガネトップ

JINS PC を追いかけるかのごとく?、2011年10月1日に発売されたのが、眼鏡市場の「デジタルガードレンズ」だ。

デジタルガードレンズ」はすでにご紹介した「ニコン シークリア ブルー」と同じように、「デジタルガードコート」と名付けられた特殊なコーティングで「青い光(ブルーライト)」をカットするというもの。眼鏡市場によれば、レンズ自体は無色透明だが「青い光(ブルーライト)」を20~30%カットできるという。

詳細については、下記の記事を読んでいただきたい。

デジタルガードレンズ」のメリットやデメリットをまとめると次のようになる。

  • 特殊なコーティングによって「青い光」を20~30%カット。
  • レンズは若干肌色がかっているものの、ほぼ無色透明。
  • レンズにカラーをつけることはできない。
  • 超薄型を含めて、度付きレンズにも対応(中近両用と近々両用は除く)。
  • フレームは好きなものを選ぶことができる。
  • 通常の価格にプラス2,100円。眼鏡市場のレンズ込み価格は15,750円からなので、17,850円から購入できる。

パソコン用メガネの選び方

写真はイメージ。by aditza121

写真はイメージ。by aditza121

各社が販売している「青い光(ブルーライト)」をカットするレンズをピックアップしたところで、それぞれどんなひとにおすすめなのか?をまとめてみよう。

特殊なカラーで「青い光(ブルーライト)」をカットするレンズ

  • カラー付きのレンズでも抵抗のないひと。
  • 度を入れて使いたいひと。
  • パソコンなどに限らず、ふだんからまぶしさを感じているひと。
  • 好きなフレームを選びたいひと。
  • 普通のメガネと同じ、またはそれ以上の金額を出すのに抵抗のないひと。

ニコン シークリアブルー

  • カラーのついたメガネには抵抗のあるひと。
  • 度を入れて使いたいひと。
  • さまざまなレンズやカラーと組み合わせて、よりシーンやニーズに合わせたメガネがほしいひと。
  • 普通のメガネと同じ、またはそれ以上の金額を出すのに抵抗のないひと。

JINS PC

  • カラーのついたレンズでも抵抗のないひと。
  • 「青い光(ブルーライト)」のカット率を重視したいひと。
  • ふだんメガネをかけていなくて、度は必要のないひと。
  • 弱い近視があるが、パソコンに向かうときにはメガネをかけていないひと。
  • なるべくリーズナブルなものがほしいひと。
  • 軽くて掛け心地のいいメガネがほしいひと。

眼鏡市場 デジタルガードレンズ

  • カラー付きのメガネをかけるのには抵抗のあるひと。
  • カラーを入れなくてもいいというひと。
  • 度を入れて使いたいひと。
  • 好きなフレームを選びたいひと。
  • 普通のメガネと同じくらいの金額を出すのに抵抗のないひと。

最新情報:2012年10月10日

◇最新の情報を踏まえた「PC(パソコン)メガネの選び方」をご紹介。

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