大手メガネチェーン4社が発表した2025年4月の売上高(速報値)は、4社全てが既存店ベース・全店ベースともに前年同月比プラスを記録した。
メガネのアイガンを展開する愛眼とJINS(ジンズ)を運営するジンズホールディングスは、既存店ベース・全店ベースともに2ケタ増となった。
前月3月も、4社全てが既存店ベース・全店ベースともに前年同月比プラスを記録していた(下記リンク参照)。
前年4月は、大手レンズメーカーHOYAおよびセイコーオプティカルプロダクツでシステム障害が発生し、一部レンズの受注や製造の停止、納期遅延があったことが影響して、ジンズホールディングスを除く2社が既存店ベース・全店ベースともに前年同月比マイナスとなった(下記リンク参照)。
愛眼
「メガネの愛眼 – めがね・サングラス・コンタクトレンズ・補聴器等をご提供する眼鏡専門店」
(スクリーンショット)
メガネのアイガンを展開する愛眼の4月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年同月比16.2%増、全店ベースで前年同月比14.1%増となった。前月3月も既存店ベース・全店ベースともに前年を上回っていたが、4月は伸び率が大きく増加した。
これらの数値はメガネ小売部門のみのもので、会社全体の数値ではない。
愛眼の最新ニュース
- メガネヘッドラインニュース~2025年4月第4週(「愛眼 ヤッターマンをアンバサダーに起用」)
インターメスティック
「株式会社インターメスティック | INTERMESTIC INC.」
(スクリーンショット)
Zoff(ゾフ)を運営するインターメスティックの4月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年同月比9.0%増、全店ベースで前年同月比13.5%増となった。前月3月も既存店ベース・全店ベースともに前年を上回っていたが、4月は伸び率が増加した。
インターメスティックは、既存店ベース・全店ベースともに前年を上回った理由として、下記の3つを挙げている。
- テレビCMをはじめとしたプロモーション活動に力を入れたこと
- 新生活需要に向けた各種キャンペーンが堅調に推移したこと
- 調光レンズをはじめとしたUV関連商品が好調に推移したこと
Zoff(ゾフ)の最新ニュース
- メガネヘッドラインニュース~2025年5月第1週(「Zoff×ファッション系クリエイター“きりまる” コラボ第2弾」)
ジンズホールディングス
「株式会社ジンズホールディングス - JINS HOLDINGS」
(スクリーンショット)
JINS(ジンズ)を運営するジンズホールディングスの4月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年同月比19.1%増、全店ベースで前年同月比22.9%増となった。前月3月も既存店ベース・全店ベースともに前年同月比プラスを記録したが、4月は伸び率が増加した。
ジンズホールディングスは、既存店ベース・全店ベースともに前年を上回った理由として、下記の2つを挙げている。
- 継続的な販促キャンペーンにより、高単価の商品が好調に推移したこと
- インバウンド需要の取り込みや紫外線対策などの季節性商品が売上をけん引したこと
JINS(ジンズ)の最新ニュース
パリミキホールディングス
「パリミキホールディングス」
(スクリーンショット)
パリミキなどを運営するパリミキホールディングスの4月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年同月0.2%増、全店ベースで前年同月比0.6%増となった。前月3月も既存店ベース・全店ベースともに前年同月比プラスを記録したが、4月は伸び率が減少した。
これらの数値は、小売店舗のみの売上高(のれん自立店舗を含む)から算出されている。