大手メガネチェーン4社が発表した2025年7月の売上高(速報値)は、4社全てが既存店ベース・全店ベースともに前年同月比プラスを記録した。
中でも、Zoff(ゾフ)を運営するインターメスティックは20%以上、JINS(ジンズ)を運営するジンズホールディングスは10%以上と、いずれも売上を大きく伸ばしている。
前月6月はパリミキホールディングスを除く3社が前年同月比プラスを記録していた(下記リンク参照)。
前年7月はJINS(ジンズ)を運営するジンズホールディングスを除き、前年同月比マイナスを記録していた(下記リンク参照)。
愛眼
「メガネの愛眼 – めがね・サングラス・コンタクトレンズ・補聴器等をご提供する眼鏡専門店」
(スクリーンショット)
メガネのアイガンを展開する愛眼の7月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年同月比4.8%増、全店ベースで前年同月比3.1%増となった。前月6月に比べて伸び率が若干増加している。
これらの数値はメガネ小売部門のみのもので、会社全体の数値ではない。
愛眼の最新ニュース
- メガネヘッドラインニュース~2025年6月第1週(「汚れがつきにくくて拭き取りやすくてキズにも強い 愛眼『鬼撥水レンズ』」)
インターメスティック
「株式会社インターメスティック | INTERMESTIC INC.」
(スクリーンショット)
Zoff(ゾフ)を運営するインターメスティックの7月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年同月比24.0%増、全店ベースで前年同月比29.4%増となった。前月6月に比べて伸び率が大幅に増えた。
インターメスティックは、既存店ベース・全店ベースともに前年を上回った理由を、「グローバルブランドアンバサダーに起用した目黒蓮(Snow Man)によるテレビCMをはじめとした各種プロモーションの効果に加え、UVカット率100%(ISO12312-1基準)の「SUNCUTGlasses」の販売が好調に推移した結果」としている。
前年同月はその前後の月に比べて既存店ベース・全店ベースともに伸び率が低かったことも、今年2025年の大幅な伸び率増加の理由として挙げられよう。
Zoff(ゾフ)の最新ニュース
- メガネヘッドラインニュース~2025年7月第1週(「Zoffが中高一貫校と連携 学校生活になじむサングラスの試験着用開始」)
ジンズホールディングス
「株式会社ジンズホールディングス - JINS HOLDINGS」
(スクリーンショット)
JINS(ジンズ)を運営するジンズホールディングスの7月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年同月比12.2%増、全店ベースで前年同月比17.0%増となった。前月6月に比べて伸び率が増している。
ジンズホールディングスは、既存店ベース・全店ベースともに前年を上回った理由として、「引き続き高単価商品の販売が好調に推移したことに加え、気温上昇や販促キャンペーンにより、サマーシーズン向けの季節性商品が売上をけん引した」ことを挙げている。
JINS(ジンズ)の最新ニュース
パリミキホールディングス
「パリミキホールディングス」
(スクリーンショット)
パリミキなどを運営するパリミキホールディングスの7月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年同月1.9%増、全店ベースで前年同月比2.4%増となった。前月6月は既存店ベース・全店ベースともに前年同月比マイナスを記録していた。
これらの数値は、小売店舗のみの売上高(のれん自立店舗を含む)から算出されている。