大手メガネチェーン4社が発表した2025年3月の売上高(速報値)は、4社全てが既存店ベース・全店ベースともに前年同月比プラスを記録した。
前月2月は、パリミキなどを運営するパリミキホールディングスを除く3社が、既存店ベース・全店ベースともに前年同月比プラスを記録していた(下記リンク参照)。
前年3月は、JINS(ジンズ)を運営するジンズホールディングスとパリミキホールディングスが、既存店ベース・全店ベースともに前年比プラスを記録していた(下記リンク参照)。
愛眼
「メガネの愛眼 – めがね・サングラス・コンタクトレンズ・補聴器等をご提供する眼鏡専門店」
(スクリーンショット)
メガネのアイガンを展開する愛眼の3月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年同月比4.8%増、全店ベースで前年同月比3.8%増となった。前月2月も既存店ベース・全店ベースともに前年を上回っていたが、3月は伸び率が減少した。
これらの数値はメガネ小売部門のみのもので、会社全体の数値ではない。
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インターメスティック
「株式会社インターメスティック | INTERMESTIC INC.」
(スクリーンショット)
Zoff(ゾフ)を運営するインターメスティックの3月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年同月比4.8%増、全店ベースで前年同月比8.2%増となった。前月2月も既存店ベース・全店ベースともに前年を上回っていたが、2月は伸び率が減少した。
インターメスティックは、既存店ベース・全店ベースともに前年を上回った理由を、
「福袋割引券の使用期間変更に伴う減収(※)があったものの、新生活需要に合わせた各種キャンペーンが功を奏したため」
としている。
※前年の福袋に同梱の割引券は使用期間が1月~3月だったが、今年は1月~2月に短縮したため、3月における割引券の駆け込み消費がなくなった。
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ジンズホールディングス
「株式会社ジンズホールディングス - JINS HOLDINGS」
(スクリーンショット)
JINS(ジンズ)を運営するジンズホールディングスの3月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年同月比18.5%増、全店ベースで前年同月比21.7%増となった。前月2月も既存店ベース・全店ベースともに前年同月比プラスを記録したが、3月は伸び率が増加した。
ジンズホールディングスは、既存店ベース・全店ベースともに前年を上回った理由を、
「継続的な販促キャンペーンや新商品などにより、レンズ・フレームともに高単価の商品が好調に推移したのに加え、花粉対策メガネや紫外線対策メガネといった季節性商品が売上をけん引したため。」
としている。
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パリミキホールディングス
「パリミキホールディングス」
(スクリーンショット)
パリミキなどを運営するパリミキホールディングスの3月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年同月2.3%増、全店ベースで前年同月比3.0%増となった。前月2月は既存店ベース・全店ベースともに前年を下回っていた。
これらの数値は、小売店舗のみの売上高(のれん自立店舗を含む)から算出されている。