大手メガネチェーン4社が発表した2025年6月の売上高（速報値）は、パリミキなどを運営するパリミキホールディングスを除く3社が、既存店ベース・全店ベースともに前年同月比プラスを記録した。前年同月比プラスを記録した3社は先月に比べ伸び率が鈍化し、前年同月比マイナスとなったパリミキホールディングスは下げ幅が拡大している。
前月5月もパリミキホールディングスを除く3社が前年同月比プラスを記録していた（下記リンク参照）。
前年6月は3社全てが既存店ベース・全店ベースともに前年同月比プラスを記録していた（下記リンク参照）。
愛眼
「メガネの愛眼 – めがね・サングラス・コンタクトレンズ・補聴器等をご提供する眼鏡専門店」
（スクリーンショット）
メガネのアイガンを展開する愛眼の6月の売上高（速報値）は、既存店ベースで前年同月比4.5%増、全店ベースで前年同月比2.1%増となった。前月5月も既存店ベース・全店ベースともに前年を上回っていたが、6月は伸び率が減少した。
これらの数値はメガネ小売部門のみのもので、会社全体の数値ではない。
愛眼の最新ニュース
- メガネヘッドラインニュース～2025年6月第1週（「汚れがつきにくくて拭き取りやすくてキズにも強い 愛眼『鬼撥水レンズ』」）
インターメスティック
「株式会社インターメスティック | INTERMESTIC INC.」
（スクリーンショット）
Zoff（ゾフ）を運営するインターメスティックの6月の売上高（速報値）は、既存店ベースで前年同月比2.1%増、全店ベースで前年同月比6.1%増となった。前月5月も既存店ベース・全店ベースともに前年を上回っていたが、6月は伸び率が減少した。
インターメスティックは、既存店ベース・全店ベースともに前年を上回った理由として、「前年同月の購入な売上に伴う反動があったものの、各種コラボレーション商品やプロモーション、UV関連商品が売上が堅調だったこと」を挙げている。
Zoff（ゾフ）の最新ニュース
- メガネヘッドラインニュース～2025年5月第1週（「Zoff×ファッション系クリエイター“きりまる” コラボ第2弾」）
ジンズホールディングス
「株式会社ジンズホールディングス - JINS HOLDINGS」
（スクリーンショット）
JINS（ジンズ）を運営するジンズホールディングスの6月の売上高（速報値）は、既存店ベースで前年同月比8.6%増、全店ベースで前年同月比3.3%増となった。前月5月も既存店ベース・全店ベースともに前年同月比プラスを記録したが、6月は伸び率が減少した。
ジンズホールディングスは、既存店ベース・全店ベースともに前年を上回った理由として、『継続的なキャンペーン活動により、高単価商品の販売が好調に推移したこと」「気温上昇によりサマーシーズンに向けた季節性商品が売上をけん引した」ことを挙げている。
JINS（ジンズ）の最新ニュース
パリミキホールディングス
「パリミキホールディングス」
（スクリーンショット）
パリミキなどを運営するパリミキホールディングスの6月の売上高（速報値）は、既存店ベースで前年同月5.5％減、全店ベースで前年同月比4.9%減となった。前月5月も既存店ベース・全店ベースともに前年同月比マイナスを記録していたが、6月は下げ幅が拡大した。
これらの数値は、小売店舗のみの売上高（のれん自立店舗を含む）から算出されている。
