東日本大震災の発生から4年。メガネやコンタクトレンズを使っているみなさん、もしものときのために備えていますか?
災害が発生したら、自分の視力は自分で守るしかありません。
身の安全を確保するために、まずはメガネを枕元に置いておくこと。そして、予備のメガネやコンタクトレンズを用意しておきましょう。
自分の視力を自分で守ろう
自分の視力は自分で守ること。それが、メガネやコンタクトレンズが手放せないひとにとって、とても大切なことです。
メガネやコンタクトレンズは救援物資としての優先順位が低く、しかも救援物資が届くのには時間がかかります。
もしものときに身の安全を確保するために、メガネやコンタクトレンズを備えておき、自分の視力を自分で守りましょう。
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センターが策定した「減災グッズ チェックリスト(PDFファイル)」
「予備メガネ・コンタクトレンズ」は、「個別に検討する項目」として掲載されている。
メガネを枕元に置いておこう
災害時に、自分の視力を自分で守るには、まずはメガネを枕元に置いておきましょう。
メガネが壊れにくいよう、ハードタイプのケースに入れておくのがオススメです。
予備のメガネ・コンタクトを用意しよう
もしものときに、メガネが壊れてしまっても困らないよう、非常持ち出し袋または防災セットの中に、予備のメガネを用意しておきましょう。
また、東日本大震災のときには、多くの帰宅難民(帰宅困難者)が発生しました。それを受け、東京都では職場からの帰宅を抑制する条例を施行しています。
仕事中に災害が発生したときに困らないよう、職場にも予備のメガネを置いておきましょう。
予備のメガネには、普段使っていないもののほか、自分で簡単に度数が調節できる「アドレンズ スペアペア」もオススメ。
近視・遠視・老眼に対応しているので、自分だけでなく、ほかのひとにも使ってもらえます。
東日本大震災の際には、配送部門が被災したコンタクトレンズメーカーもありました。また、交通状況や停電などの影響もあり、コンタクトレンズの出荷・供給が滞っていました。
コンタクトレンズを使っているひとは、コンタクトレンズやケア用品を十分にストックして、もしものときに備えておきましょう。
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