パソコンやスマートフォンなどの液晶画面から多く発せられ、まぶしさやチラつき、眼の疲れなどの原因になるとされる「ブルーライト」。
キーマンズネットがおこなった「パソコンのブルーライト対策製品、使用している？」というアンケートによると、「している」と答えたひとが20％だったという。
また、「している」と答えたひとの多くは、ブルーライトをカットするレンズの入ったメガネを着用していると回答している。
ブルーライト対策をしているひとの感想はさまざま
「パソコンのブルーライト対策製品を使用している」と答えたひとの感想は、賛否両論といったところ。
「半信半疑でしたが、就業時間後の目のかすみ具合がかなり違います！」
「明らかに目の疲れ、ショボショボ感が改善。」
「近眼なのでメガネです。メガネを作るときは、ブルーライト対策を意識しています。」
といった、ポジティブな感想もあがっているが、
「モニタの輝度を下げるのと同時にメガネを使用しています。しかしメガネはかけているとすぐに気分が悪くなってしまうため長い時間かけていられません。」
「黄色のレンズなので、はずしたときに世界が青くなる不具合が……。」
「ブルーライト対策メガネを購入済み。ただし最近は使用していないですが。」
など、ブルーライトをカットするメガネを掛けてはみたものの、否定的とも取れる感想も寄せられている。
また、
「プライベートだけですが、メガネに挟むタイプを使っています。目の疲れが多少軽減されるような気がしますが、体裁が悪いので会社では使いません。」
「ブルーライト対策メガネを使用していますが、老眼もあり、老眼鏡と二重にかけていて、社内の皆に笑われました。」
という感想もあり、ブルーライトをカットするメガネは、体裁や使い勝手も大切であることがうかがえる。
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ブルーライト対策の根拠や必要性に疑いを持っているひとも
続いて、「パソコンのブルーライト対策製品を使用していない」と回答したひとのコメントを見てみると、ブルーライト対策の根拠や必要性に疑いを持っているひともいることがわかる。
「疑い深い自分はプラシーボ効果があまり得られないものでして……。」
「どの程度の根拠があるのか疑問です。当分対策は考えていません。」
「売り方にのせられているような気がします。実際にはそれほど効かないのではないでしょうか。」
「加齢とともにブルーライト対策は必要ないという説もあって使っていませんが、長時間PCを見ているとさすがに疲れてしまいます。 一体、PCメガネって有効なんでしょうかね？」
また、すでに長くパソコンを使っているので、ブルーライト対策については「いまさら」と思っているひともいるようだ。
「学生時代よりPCをよく使用していたためか、長時間使用していてもほとんど疲れません……。よって、特に対策もしていません（笑）。」
「もう30年もやってますので、体に影響があるなら既に手遅れになっていると思いますので、いまさら……。」
パソコン側のブルーライト対策に期待する声も
「ブルーライト対策製品」を使うのではなく、パソコン自体にブルーライト対策が施されることを期待する声もあるのは、興味深い。
「今まで十数年、そのようなものなしで過ごしてきたのと、そのうちディスプレイ側に対応が施されると思うので。」
「ブルーライト対策メガネはめんどうなので、ブルーライト対策不要のPCを早く販売してほしい。」
また、ディスプレイの設定を調整することで、眼の疲れが緩和されたというひともいる。
「モニタの色合いや明るさ調整で目が疲れなくなった。」
ディスプレイ専門メーカーの EIZO では、ブルーライトやチラつきを抑制する「FlexScan EV」シリーズが発売されている。
ブルーライトをカットするメガネ以外のブルーライト対策、疲れ目対策の選択肢として検討してみるのもいいのでは。
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