震災対策技術展に「非常事態用救急メガネ」 adlens Emergency(アドレンズ エマージェンシー)が出展- GLAFAS(グラファス)

震災対策技術展に「非常事態用救急メガネ」 adlens Emergency(アドレンズ エマージェンシー)が出展

震災対策技術展に「非常事態用救急メガネ」 adlens Emergency(アドレンズ エマージェンシー)が出展

adlens Emergency(アドレンズ エマージェンシー)のブース。

2月7日(木)にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)にて始まった「震災対策技術展」に、度数を自分で調節できる「非常事態用救急メガネ」adlens Emergency(アドレンズ エマージェンシー)が出展されている。

3回目となる今回は、「減災」に取り組む4つの企業が「もしもに備える、いつものデザイン」をテーマに活動しているプロジェクト「減災デザイン・ビレッジ」のブースに出展。

災害などの「もしも」のときだけでなく、いつもの日常生活で役立ち、非常時にも備えておけるアイテムとしてアピールしている。

自分で簡単に何度でも度数が調節できるメガネ

(写真1)簡単にいつでも、何度でも、度数を調整できるメガネ adlens emergensee(アドレンズ エマージェンシー)。

[出典]http://adlensjapan.co.jp/product_emergensee/

adlens Emergency(アドレンズ エマージェンシー)(写真1)は、災害などの緊急時や、一時的なスペア用のメガネとして開発されたもの。

厚みの形状が異なるふたつのレンズが左右それぞれに組み合わされているのが、最大の特徴。左右のレンズの両端にあるダイアルを動かすことで、工具を使うこともなく、いつでも簡単に度数を調整できる(写真2)。

災害時の緊急用に 度数を自在に調節できるメガネ adlens emergensee(アドレンズ エマージェンシー)

(写真2)adlens emergensee(アドレンズ エマージェンシー)のレンズの仕組み。
(上)度なし。(中)近視。(下)遠視。

[出典]http://adlensjapan.co.jp/product_emergensee/

対応する度数は近視の-6.00から遠視の+3.00まで。近視や遠視のメガネ、また老眼鏡として、災害などの緊急時などに使うことができる。さらに、何度でも度数の調整ができるので、多くのひとと共用できるのが大きなポイントだ。

その機能性の高さや独自性が評価され、adlens Emergency(アドレンズ エマージェンシー)は、「グッドデザイン賞」や「アジア イノベーション アワード」を受賞している。

もしもに備える、いつものデザイン

(写真3)「減災デザイン・ビレッジ」のテーマは「もしもに備える、いつものデザイン」。

(写真3)「減災デザイン・ビレッジ」のテーマは「もしもに備える、いつものデザイン」。

震災対策技術展」には3度目の出展となる adlens Emergency(アドレンズ エマージェンシー)だが、今回は日常から災害に備える「減災」に取り組む4つの企業が、「もしもに備える、いつものデザイン」をテーマに活動しているプロジェクトである「減災デザイン・ビレッジ」のブースに出展している。

「減災」とは、あらかじめ災害の発生を想定した上で、被害を最小化するための取り組みのこと。1995年の阪神・淡路大震災以降に生まれた、新たな概念である。

(写真4)「震災対策技術展」に出展した「減災デザイン・ビレッジ」のブース。

(写真4)「震災対策技術展」に出展した「減災デザイン・ビレッジ」のブース。

「減災デザイン・ビレッジ」のブースでは、非常時に備え、予め災害の発生を想定した上で、被害を最小限にとどめる「減災」につながるユニークなアイテムを展示。

もしもの時だけでなく、いつもの日常生活で役立ち、非常時にも備えておけるライフスタイルを提案すべく、adlens Emergency(アドレンズ エマージェンシー)のほか、下記3つのアイテムが出展されている。

FINAL HOME「HOME1」

(写真5)FINAL HOME「HOME1」。

(写真5)FINAL HOME「HOME1」。

FINAL HOME「HOME1」(写真5)は、「家をなくしてしまったとき、人を最後にプロテクトするのは服になる」というコンセプトから生まれたナイロンコート。

全身に数多くのポケットがあり、新聞紙を詰めれば防寒着に、おしりのポケットにクッションを入れればスポーツ観戦にも使えるという優れもの。また、非常食や医療キットを詰め込み、フードのポケットにはクッションを入れれば、災害時の避難着にも最適だ。

※ロングコートは44個。ショートコートは28個。

(写真6)FINAL HOME「HOME1」は、ポケットに新聞紙を入れれば防寒着に。

(写真6)FINAL HOME「HOME1」は、ポケットに新聞紙を入れれば防寒着に。

公式サイト
公式ショッピングサイト

岡本「ポケッタブル防水オーバーソックス」

(写真7)岡本「ポケッタブル防水オーバーソックス」。

(写真7)岡本「ポケッタブル防水オーバーソックス」。

ポケッタブル防水オーバーソックス」(写真7)は、水害時の体温低下から身を守る防水靴下。いつもの靴下の上からはくことができる。

透湿防水素材を超音波ミシンを用いて溶着加工したことで、足元をムラさず防水することができるほか、冷気を通さないので温かいのが特徴。

さらに、かさばらないので持ち運びにも便利で長靴いらず。はき慣れたいつもの靴でスムーズに避難することができそうだ。

また、災害時以外にも、スキーやスノーボード、登山や釣りなどにも最適。

関連リンク

◇公式ショッピングサイト

◇水害発生時には、長靴は中に水がたまったり、脱げやすいので危険。

シーレック「防災拭い」

(写真8)シーレック「防災拭い」。

(写真8)シーレック「防災拭い」。

「防災拭い」は、2005年に開発された「持ち歩く防災意識グッズ」の1アイテム。災害時に必要な情報や緊急連絡先などが、かわいいイラストとわかりやすいことばで描かれていて、記憶しやすい工夫がなされている。

また、一般的な手ぬぐいよりも10cm長く、三角巾や包帯、ロープ、マスク、バッグなどにも使うことができるほか、名前や血液型、アレルギーの有無などを書き込むこともできる。

「防災拭い」は、「防災グッズ編」「地震編」「津波編」の3種類。さらに、「減災風呂敷」シリーズも発売されている。

関連リンク

◇公式サイト(通販にも対応)

◇楽天市場でも発売中。

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