ic! berlin(アイシーベルリン)のメガネフレームを「手作り体験」してみた- GLAFAS(グラファス)

ic! berlin(アイシーベルリン)のメガネフレームを「手作り体験」してみた

ic! berlin(アイシーベルリン)のメガネフレームを「手作り体験」してみた

ic! berlin(アイシーベルリン)のフレームパーツを使って、顔が描かれているのがおもしろい。

2月12日(火)~2月14日(木)に開催されたファッションとデザインの合同展示会「rooms26」でおこなわれた、ドイツのメガネブランド ic! berlin(アイシーベルリン)のワークショップに参加して、フレームの「手作り体験」をしてきた。

フレームを自分の手で組み立てることで、ic! berlin(アイシーベルリン)独自の構造を楽しく、身を持って知ることができたのでご紹介したい。

独自の構造を作りながら学ぶキット

ic! berlin(アイシーベルリン)のフレームキットと軍手。【クリックして拡大】

ic! berlin(アイシーベルリン)のフレームキットと軍手。
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今回のワークショップで作ったのは、新規取扱店のスタッフなどが、ic! berlin(アイシーベルリン)独自のフレーム構造を学ぶためのキット。

ic! berlin(アイシーベルリン)のフレームは、極薄のステンレスシートでできているので、手を傷付けないよう軍手もあわせて用意された。

まずは説明書を読む

「How to make ic! berlin」と題された説明書。【クリックして拡大】

「How to make ic! berlin」と題された説明書。【クリックして拡大】

キットとともに用意されたのが、「How to make ic! berlin」と題された説明書。工程順に写真付きで詳しく書かれている。

説明書にザッと目を通し、まずは大まかな流れを把握してみた。

組み立て前にパーツを確認

これが ic! berlin(アイシーベルリン)キットのパーツ一式。【クリックして拡大】

これが ic! berlin(アイシーベルリン)キットのパーツ一式。
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組み立てをはじめる前に、下記のパーツがキチンとそろっているかを確認した。

  • 「フロント」(写真上段中央)
  • 「メタルクリップ」(写真上段両端)
  • 「ノーズパッド」(写真中央)
  • 「テンプル(つる)」(写真中段両端)
  • 「レンズ」(写真下段中央)
  • 「モダン」(写真下段両端)

ic! berlin(アイシーベルリン)のフレームは、一般のフレームと異なり、ネジやロー付け箇所が一切ないことがお分かりいただけるだろうか。

フロントにカーブを付ける

まずは、フロントにカーブを付ける。【クリックして拡大】

まずは、フロントにカーブを付ける。
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パーツを確認し終えたら、いよいよ組み立て開始!まずは、フロントにカーブを付けることからスタート。

実際には両手を使ってカーブを付けるのだが、撮影のため片手で持っているのはご容赦いただきたい。

智をガイドに合わせて曲げる

フロントにカーブを付けたら、フロントの両端、テンプル(つる)とのつなぎ目となる「智」を曲げる。どこを曲げればよいかを示すガイドがついているので安心だ。

ガイドに合わせてペンチでつかみ…【クリックして拡大】

ガイドに合わせてペンチでつかみ…
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智をグッと曲げる。【クリックして拡大】

智をグッと曲げる。
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両方曲げ終わると、こんな感じ。【クリックして拡大】

両方曲げ終わると、こんな感じ。
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両端のジョイント部を切り取る

続いては、フロント両端にあるジョイント部分を切り取る。どこから切り取ればいいかは、ポッチ状のガイドがついているので分かりやすい。

写真をクリックして拡大してよく見ると、U字型になったジョイントの根元部分にポッチ状のガイドがあるのが分かる。 【クリックして拡大】

写真をクリックして拡大してよく見ると、U字型になったジョイントの根元部分にポッチ状のガイドがあるのが分かる。
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ジョイント部を切り取ると、こんな感じ。【クリックして拡大】

ジョイント部を切り取ると、こんな感じ。
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クリングスを根元から曲げる

ジョイント部を切り取ったら、クリングス(金属製の可動式鼻あて)をペンチを使って根元から曲げる。

ic! berlin(アイシーベルリン)のフレームは、極薄のステンレスシートでできているのだが、実際に触れてみると思いのほか固く、ペンチを使って曲げるのにもけっこう力が必要だった。

クリングスをペンチでつかみ…【クリックして拡大】

クリングスをペンチでつかみ…
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グッと曲げると、こんな感じ。【クリックして拡大】

グッと曲げると、こんな感じ。
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ヤスリを掛けてなめらかに

次の工程は、「切りっぱなし」のエッジがなめらかになるまでヤスリ掛け。特に、レンズをはめ込むときにレンズが欠けたりしないよう、リム(ふち)の内側は特に念入りにヤスリを掛けた。

フレームの外側はもちろん…【クリックして拡大】

フレームの外側はもちろん…
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レンズがはまる部分は特に念入りに。【クリックして拡大】

レンズがはまる部分は特に念入りに。
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レンズをはめる

ヤスリでエッジをなめらかにしたら、いよいよレンズをはめる。すみずみまでキチンとレンズをはめ込むには、ちょっとコツが必要かも。

まずは、右のレンズをはめて…【クリックして拡大】

まずは、右のレンズをはめて…
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両方はめるとこんな感じ。レンズが入ると、よりメガネらしい姿になった。【クリックして拡大】

両方はめるとこんな感じ。レンズが入ると、よりメガネらしい姿になった。
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メタルクリップでレンズを固定する

レンズをはめたあと、一般的なメガネフレームではネジでレンズを固定するが、ic! berlin(アイシーベルリン)の場合は、「メタルクリップ」でレンズを固定する。

メタルクリップを差し込んで…【クリックして拡大】

メタルクリップを差し込んで…
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グッと奥まで押し込むと、レンズが固定される。【クリックして拡大】

グッと奥まで押し込むと、レンズが固定される。
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テンプル(つる)にモダンをつける

レンズが固定できたら、テンプル(つる)にモダンと呼ばれるカバーをつける。奥までしっかりと差し込むには、ちょっとコツが必要かもしれない。

テンプル(つる)にモダンを差し込んで…【クリックして拡大】

テンプル(つる)にモダンを差し込んで…
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グリグリと奥まで入れればOK。【クリックして拡大】

グリグリと奥まで入れればOK。
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ノーズパッドもはめる

モダンをつけたら、ノーズパッド(鼻あて)をクリングスにはめる。モダンをつけるよりも簡単。

クリングスにノーズパッドを差し込み…【クリックして拡大】

クリングスにノーズパッドを差し込み…
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奥まで入れると、こんな感じ。【クリックして拡大】

奥まで入れると、こんな感じ。
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テンプルをフロントに装着

続いては、テンプル(つる)をフロントに装着する工程へ。これまでの作業の中では、一番の難所となった。

テンプル(つる)を上手く差し込んで…【クリックして拡大】

テンプル(つる)を上手く差し込んで…
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この状態になればOK!【クリックして拡大】

この状態になればOK!
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角度を変えて見ると、こんな感じ。ネジを一切使わない ic! berlin(アイシーベルリン)独自の構造が分かる。【クリックして拡大】

角度を変えて見ると、こんな感じ。
ネジを一切使わない ic! berlin(アイシーベルリン)独自の構造が分かる。
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カタチを整えて、いよいよ完成!

テンプル(つる)を取り付けたら、顔にバランスよく掛かるようにカタチを整えれば、いよいよ ic! berlin(アイシーベルリン)のフレームが完成!

完成した ic! berlin(アイシーベルリン)のフレーム【クリックして拡大】

完成した ic! berlin(アイシーベルリン)のフレーム
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ワークショップに参加し、自分の手でフレームを組み立ててみると、ネジやロー付けを一切用いない ic! berlin(アイシーベルリン)独自の構造が、本当によくできているということをスゴく実感できた。

このようなワークショップを開催することができるのは、独自の構造を持つ ic! berlin(アイシーベルリン)だからこそと言えよう。

もし今後、同様のワークショップが開催されることがあれば、ic! berlin(アイシーベルリン)のファンのひとやメガネ好きのひとは、ぜひ参加してみては。きっと、楽しい時間が過ごせるに違いない。

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ic! berlin(アイシーベルリン)のワークショップは、2012年11月にも開催。

◇ファッションとデザインの合同展示会「rooms26」には、「EYEWEAR AREA」(アイウェア エリア)が設けられたほか、「自分で度数を調節できるメガネ」adlens(アドレンズ)も出展。


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