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JINS(ジンズ)がメガネ市場規模を現在の4,000億円から1兆円にしたいと宣言

JINS(ジンズ)がメガネ市場規模を現在の4,000億円から1兆円にしたいと宣言

メガネ市場規模を1兆円にする構想を語る JINS(ジンズ)の田中社長。

看板商品 Air frame(エア・フレーム)が人気のメガネ店 JINS(ジンズ)は、日本のメガネ市場規模を現在の約4,000億円から1兆円に拡大したいと宣言した。

顧客のニーズを掘り起こすマーケティングを強化し、これまで市場に出回っていない革新的な商品を販売していくことで、10年後にはメガネ市場規模を1兆円まで伸ばしたうえで、JINS(ジンズ)は10%のシェアを目指す。

「今、約4,000億円のマーケットを1兆円にしたい」

10月13日に表参道ヒルズで行われた「長期ビジョン発表会」の冒頭、JINS(ジンズ)の田中社長は「今、約4,000億円のマーケットを1兆円にしたい」と語った。

「今、約4,000億円のマーケットを1兆円にしたい」と語る JINS(ジンズ)田中社長。

「今、約4,000億円のマーケットを1兆円にしたい」と語る田中社長。

続いて、これまでの10年の経済動向を振り返り、縮小した市場と拡大した市場を比較。拡大している市場の例としてユニクロを展開するファーストリテイリング、ハイブリッド車の販売台数、iPhone に代表されるスマートフォンの販売台数を挙げた。

縮小した市場の例として、新車国内台数(国内)、百貨店主力アパレル売上高(国内)、携帯電話販売台数(国内)を挙げた。

縮小した市場の例として、新車国内台数(国内)、百貨店主力アパレル売上高(国内)、携帯電話販売台数(国内)を提示。

成長した市場として(株)ファーストリテイリング売上高、ハイブリッド車販売台数(世界)、スマートフォン販売台数(国内)を挙げた。

成長した市場として(株)ファーストリテイリング売上高、ハイブリッド車販売台数(世界)、スマートフォン販売台数(国内)を取り上げた。

これらの市場の中で成功した商品として、iPhone、ユニクロのヒートテック、トヨタのプリウスを挙げて、これらの商品が成功した理由は、顧客のニーズを掘り起こすマーケティングと、新しい切り口で商品を展開するイノベーションにあるとした。

また、メガネのイノベーションはできないと考える同業他社が多いと指摘した。

ここ10年で成功した商品の要因は「マーケティングとイノベーション」として、成功例として iPhone、ユニクロのヒートテック、トヨタのプリウスを挙げた。

ここ10年で成功した商品の要因は「マーケティングとイノベーション」として、成功例として iPhone、ユニクロのヒートテック、トヨタのプリウスを挙げた。

JINS(ジンズ)の安さはメガネ業界を変えるため

メガネ市場規模が大幅に落ち込んでいることを指摘した上で、JINS(ジンズ)が価格を追求するのは市場規模を下げるためではなく、メガネ市場を変えるためだと田中社長は力説する。

今回発表された資料によれば、2000年には6000億円近くあった日本のメガネ市場規模は、この10年で約4,000億円にまで落ち込んでいる。

そんな状況の中でも JINS(ジンズ)は売上を伸ばし続けることを示した上で、田中社長は「メガネ業界そのものが、あらゆる面において転換期に来ているのではないか。」と語った。

2000年には6000億円近くあった日本のメガネ市場規模は、ここ10年で大幅に下落。約4,000億円まで落ち込んでいる中、JINS(ジンズ)は売上を伸ばし続けている。

2000年には6000億円近くあった日本のメガネ市場規模は、ここ10年で大幅に下落。約4,000億円まで落ち込んでいる中、JINS(ジンズ)は売上を伸ばし続けている。

続いて「今のまま、今の商品のまま、ただブランドがつきました、ただ価格が下がりました、追加料金はありません…こんな競争でこのマーケットがよくなるはずはない」と語り、「さらに市場が3000億円、2000億円に下がってしまう可能性もある」と危機感を示した。

さらに「市場規模を下げるために価格を下げているわけではない」とした上で、「もっともっとこの業界(メガネ業界)を変えていきたい、新しい形を追求していきたい」と田中社長は展望を述べる。

健全な競争をしていきたい

JINS(ジンズ)はこの10年で「セットプライス(フレーム+レンズの価格設定)への参入」、「市場最低最適価格の実現(超薄型レンズを選んでも追加料金0円)」、Air frame(エア・フレーム)の開発」に取り組んできた。

JINS(ジンズ)はこの10年で「セットプライス(フレーム+レンズの価格設定)への参入」、「市場最低最適価格の実現(超薄型レンズを選んでも追加料金0円)」、Air frame(エア・フレーム)の開発」に取り組んできた。

田中社長は JINS(ジンズ)のこの10年で取り組んできたこと…「セットプライス(フレーム+レンズの価格設定)への参入」、「市場最低最適価格の実現(超薄型レンズを選んでも追加料金0円)」、Air frame(エア・フレーム)の開発」…を振り返りつつ、メガネ業界の現状をさらに指摘して、消費者に喜んでもらえるような健全な競争をしていきたいと語った。

メガネ業界の現状を示す一例として挙げられたのが、眼鏡市場の FREE FiT(フリーフィット)だ(田中社長は明言していなかったが、どう考えても間違いない)。

FREE FiT(フリーフィット)JINS(ジンズ)のAir frame(エア・フレーム)同様、掛け心地のよさを売りにしており、素材には「超弾性ポリアミド樹脂」を使っているとしている。

しかし、田中社長によれば、素材に Air frame(エア・フレーム)と同じ TR-90 を使っているだけでなく、同じ工場で、しかも同じ原価で作られているというのだ。

田中社長は「我々が4,990円で売れるものを15,750円で売ってしまうこの現実…お客さまは10,000円余分に取られてしまうんですよ」と語り、「おかしいと思いませんか?」と会場に問いかけた。

続いて「それを規模が大きいから、影響力が大きいから、さらに努力してさらに(価格を)下げました。さらにお客さんに喜んでもらう…そういう競争ならば、私は大歓迎です。」と、健全な競争をすべきではないかとアピール。

さらに「しかし、何も分からないお客さまに当然のごとく、原価が変わらないものを10,000円以上余分に売ってしまうというようなことが続いている限り、この業界はなかなか次へ進めないのではないか」と投げかけた。

UVケアと情報化社会に着目し、産学協同で機能性商品を開発

田中社長はこれからの10年に向けて築いていくこととして、情報化社会とUVケアに着目し、産学協同で機能面を追求した商品の開発に着手することを明らかにした。

情報化社会が進むことによって、世の中が便利になる反面、テレビやパソコン、携帯電話などのデジタルディスプレイにさらされることによって、目に大きな負担が強いられるのではないかと指摘。

続いて、UV(紫外線)の危険性について指摘。田中社長が専門家に聞いたところによると、日本人は紫外線に強いと思われがちだが、(黒目の色が濃いので)まぶしさに強いだけで、紫外線には強いわけではない。日本人の目にはもっとUVケアの必要性があると語る。

また、ファッションについてはすでに当たり前で、これからもさらに力を入れていきたいとした上で、機能面でもできることを追求していきたいと語った。

産学協同の取り組みとして、書籍やニンテンドーDSの「脳を鍛える」シリーズで有名な東北大学の川島隆太教授と契約を結び、「メガネをただの視力矯正器具ではなく、さらに一歩進んだものに変えられないかどうか?」について取り組んでいくことを発表した。

書籍やニンテンドーDSの「脳を鍛える」シリーズで有名な東北大学の川島隆太教授

書籍やニンテンドーDSの「脳を鍛える」シリーズで有名な東北大学の川島隆太教授と産学協同することを発表した。

さらに、角膜移植やドライアイの権威である慶應義塾大学医学部 眼科学教室の坪田一男教授とも提携していくことを明らかにした。

角膜移植やドライアイの権威である慶應義塾大学医学部 眼科学教室の坪田一男教授

角膜移植やドライアイの権威である慶應義塾大学医学部 眼科学教室の坪田一男教授とも産学協同していく。

スポーツとインターネットに大きな潜在市場あり

田中社長は産学協同で機能性の高い商品を開発していく理由として、スポーツ愛好者とインターネット利用者に大きな潜在市場があることを挙げた。

ゴルフ愛好者が1,033万人、ランニング愛好者が2,550万人、サイクリング愛好者が990万人など、スポーツ愛好者のべ1億8,663万人、インターネット利用者9,091万人に潜在市場を見込む。

ゴルフ愛好者が1,033万人、ランニング愛好者が2,550万人、サイクリング愛好者が990万人など、スポーツ愛好者のべ1億8,663万人、インターネット利用者9,091万人に潜在市場を見込む。

ゴルフ愛好者が1,033万人、ランニング愛好者が2,550万人、サイクリング愛好者が990万人など、のべ1億8,663万人のスポーツ愛好者にUVケアの潜在需要があるとしたほか、画面を見続けることで目に大きな負担がかかるインターネット利用者 9,091万人にも潜在需要があると、田中社長はもくろむ。

スポーツ愛好者とインターネット利用者の合計 2億7,757万人が、一年間に5,000円ずつ度付きまたは度なしのメガネやサングラスにお金を使うとすれば、潜在市場規模は1兆3,878億5千万円になると試算した。

スポーツ愛好者とインターネット利用者が一年間に5,000円ずつメガネにお金を使うとすれば、潜在市場規模は1兆3,878億5千万円になると試算した。

スポーツ愛好者とインターネット利用者が一年間に5,000円ずつメガネにお金を使うとすれば、潜在市場規模は1兆3,878億5千万円になると試算した。

この潜在市場に現在の市場規模 約4,000億円を加えると約1兆8,000億円となるが、さすがにそこまでは見込めないにしても「1兆円は掘り起こせる」と、田中社長は見込んでいる。

潜在市場規模の10% 1,000億円を売り上げたい

10年かけて潜在市場規模の10% 1,000億円を売り上げたいと語る田中社長。

10年かけて潜在市場規模の10% 1,000億円を売り上げたいと語る田中社長。

田中社長はこれまで潜在市場を掘り起こせていない理由として「価格が高い」ことと「スポーツやライフスタイルに合った商品がない」ことを挙げた。

そして、さらなる価格の追求と需要はあるが市場にはない商品を開発・販売していくことによって、潜在市場を掘り起こしていき、国内のメガネ市場規模を1兆円にすることを目指していくと同時に、そのリーディングカンパニーとして、1兆円の10% 1,000億円の売上を目指していくと語った。

さらに、どういう商品を開発し、どういうコミュニケーションを取って売っていくかは難しいとしながらも、潜在市場の掘り起こしはできると田中社長は自信を込めて語った。

世界で認められるブランドを目指す

JINS(ジンズ)の今後について田中社長は「日本一は目標ではなく、当然のこと」だとし「私の視点は世界にあります」と力説した。

その理由として、最適な流通、販売網を含め、どういったことをすれば競争に勝てるか?どんな会社になれるかを考えると、メガネには「進んだ会社」はないので、アパレルやほかの産業と比べて、メガネ市場には大きなチャンスがあるからと田中社長は語り、メガネなら新しいモノの開発、新しいマーケットの開拓、JINS(ジンズ)を新しい世界に通用する会社にする自信があると述べた。

続いて、おそらく今期にはメガネ業界で販売本数日本一になると語った上で、近い将来売上ベースでも日本一になること、さらに世界で認められるメガネブランドになることをいかに早く実現できるか、自分自身と競争していきたいと、今後について熱く語った。

2011年春に新商品・新業態を発表

2011年春に新商品・新業態を発表

2011年春に新商品・新業態を発表

次の具体的な展開として、2011年春に新商品と新業態を発表すると、田中社長は語った。詳細については明らかにしていないが、今度はどんな新しいことを打ち出すのか大いに期待したい。

田中社長は「メガネの概念を変えるようなメガネブランドになりたい」と言って、話を締めくくった。


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