女性が仕事中に覚えるカラダの不調の第1位は「疲れ目」- GLAFAS(グラファス)

女性が仕事中に覚えるカラダの不調の第1位は「疲れ目」

女性が仕事中に覚えるカラダの不調の第1位は「疲れ目」

写真はイメージ。by o5com

ジョンソン・エンド・ジョンソンがおこなった「働く女性の疲れ目に関する調査」によると、働く女性が仕事中に感じる体の不調の第1位は、「疲れ目」であることが明らかになった。

「“疲れ目”により、仕事でのミスが増える」と感じているひとや、「自身の“疲れ目”な表情にがっかりしたことがある」ひとも多く、働く女性の85%が何らかの“疲れ目”対策を行っているという。

「疲れ目」が「肩こり」「腰痛」を抑えて第1位

「Q.仕事中に感じる体の不調は?」image by ジョンソン・エンド・ジョンソン

「Q.仕事中に感じる体の不調は?」image by ジョンソン・エンド・ジョンソン

20代~30代の女性 250名に「目の疲れを感じる頻度」を聞いたところ、「毎日」と答えたひとが59%。さらに、「週に1回以上」と答えたひとは88%に達している。

「疲れ目」以外のカラダの不調を感じる頻度を聞いたところ、「肩こり」(毎日:58%・週に1回以上:80%)や「目の乾き」(毎日:57%・週に1回以上:81%)といった答えが多かったが、「疲れ目」にはおよばずという結果となった。

「Q.目の疲れを感じやすいのは、どのような時ですか?」image by ジョンソン・エンド・ジョンソン

「Q.目の疲れを感じやすいのは、どのような時ですか?」image by ジョンソン・エンド・ジョンソン

また、「目の疲れを感じやすいのは、どのような時ですか?」という質問では、「パソコンでの作業が多い時」と答えたひとが90%となっている。

オフィスでパソコンが必要不可欠となっていることが、働く女性の多くが「疲れ目」を感じる原因だと言えそうだ。

働く女性の99%が業務効率の低下を実感

「“疲れ目”により、仕事の効率が低下していると感じますか?」という質問に対して、回答者の99%が、“疲れ目”で仕事の業務効率が低下していると感じていることも明らかになっている。

「Q.“疲れ目”により、仕事のミスが増えると思いますか?」image by ジョンソン・エンド・ジョンソン

「Q.“疲れ目”により、仕事のミスが増えると思いますか?」image by ジョンソン・エンド・ジョンソン

具体的には、「“疲れ目”により、仕事でのミスが増える」と感じているひとが、回答者の70%を占めている。

また、「目の疲れにより、どんな問題が起きていますか?」という質問には、

  • 「集中力が低下する」(54%)
  • 「肩がこる」(52%)
  • 「表情が険しくなる」(47%)
  • 「目が充血する」(40%)
  • 「頭痛がする」(36%)

といった答えが寄せられている。

67%の女性が「自身の“疲れ目”な表情にがっかり」

「Q.自身の“疲れ目”な表情にがっかりしたことがありますか?」image by ジョンソン・エンド・ジョンソン

「Q.自身の“疲れ目”な表情にがっかりしたことがありますか?」image by ジョンソン・エンド・ジョンソン

「疲れ目」の影響として「表情が険しくなる」と答えたひとが47%いたことを受けて、「“疲れ目”により、人の見た目の印象は変わると思いますか?」と聞いたところ、「変わると思う」と答えた女性は92%にもおよんだ。

また、「自身の“疲れ目”な表情にがっかりしたことがありますか?」という質問には、67%の女性が「ある」と回答している。

さらに、「“疲れ目”な表情で、何歳老けて見えると思いますか?」と聞いたところ、その平均値は「6.3歳」という結果に。

「見た目年齢」にも大きく関係しているとなると、女性にとって「疲れ目」は、男性以上に気になる問題だと言えるのではないだろうか。

働く女性の85%が「疲れ目対策」をとっている

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「“疲れ目”に対して対策を行っていますか?」という質問に対して、働く女性の85%がなんらかの対策をおこなっていると回答している。

具体的な対策について聞いたところ、次のような答えが寄せられている。

オフィスでの対策

「10秒ほど目を閉じるだけで違う。(徳島県・29歳)」

「目の周りの軽いマッサージを行う。(三重県・38歳)」

自宅での対策

「よく睡眠をとる。(福岡県・27歳)」

「お風呂で目を温めるようにしている。(神奈川県・35歳)」

メガネやコンタクトレンズによる対策

「パソコン用のメガネを着用する。(滋賀県・37歳)」

「乱視用のコンタクトレンズに替えたら、疲れ目が軽減された。(東京都・29歳)」

眼科医おすすめの「疲れ目対策」とは

ジョンソン・エンド・ジョンソンでは、今回の調査の結果を踏まえ、しおや眼科(福島県福島市)の塩谷 浩 院長に「疲れ目へのアドバイス」を聞いている。

今回の調査を受けて、塩谷院長は、

症状に合っているならば、ドライアイ用の目薬の利用は有効ですし、赤外線や温かいタオルにより目を温める「温罨法」は、疲れ目に対して、有効的な手段だと言えると思います。

と回答。

ただし、

例えば、目の周りのマッサージはやり方によっては眼球を傷つけてしまう恐れがあります。また、洗眼、充血止めの目薬の多用など、目をすっきり、さっぱりさせるような手段は良くないかもしれません。洗眼により水道水の細菌やまつ毛の汚れが目に入ってしまう可能性もあります。充血止めの目薬については、副作用が心配です。

と語っている。

当サイトでも数多く取り上げているように、パソコンやスマートフォンなどの LED 液晶画面から多く発せられ、まぶしさやチラつき、「疲れ目」の原因になるとされているブルーライトをカットするメガネが人気を集めている。

しかし、塩谷院長は、

昨今、ブルーライトをカットするメガネなどがセンセーションを起こしていますが、実は、そういったものの有効性は医学的には証明されておりません。

と語り、

それよりも、メガネやコンタクトレンズにより、適切な度数で屈折矯正を行うことの方が、疲れ目の自覚症状の改善への近道です。必要に応じて、普段使うメガネの他に、近くを見るために度数を下げた近見用メガネを用意するというのも1つの方法でしょう。

とアドバイスしている。

また、「乱視用のコンタクトレンズに替えたら、疲れ目が軽減された。」というコメントを受けて、

乱視を矯正しないままでいると、近視の度数が強めに入ることになります。そのため、近くが見にくくなって、目の疲れを引き起こしてしまうのです。

と語っている。

「疲れ目対策」におすすめのレンズ

(写真1)眼鏡市場 i-relax(アイリラックス)の仕組み。

眼鏡市場 i-relax(アイリラックス)の仕組み。

(出典)http://www.meganeichiba.jp/lens/original/irelax.html

「疲れ目対策」として、筆者がオススメするメガネレンズのひとつが、眼鏡市場の「i-relax(アイリラックス)」。

i-relax(アイリラックス)」は、レンズ上部には遠くがハッキリ見える「クリアーゾーン」を、レンズ下部には近くが楽に見える「リラックスゾーン」を設けた「忙しい30-40代のための疲れにくいレンズ」。

塩谷院長が「必要に応じて、普段使うメガネの他に、近くを見るために度数を下げた近見用メガネを用意するというのも1つの方法」と述べていたが、「i-relax(アイリラックス)」は、「普段使うメガネ」と「近くを見るために度数を下げた近見用メガネ」がひとつになったものと考えていいだろう。

i-relax(アイリラックス)」の詳細については、以下の記事で紹介している。

また、眼鏡市場以外のメガネ店でも、同じような設計のレンズが販売されているので、メガネで「疲れ目対策」をしたいひとは、ぜひチェックしてみてほしい。

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