大手メガネチェーン4社が3月5日(金)までに発表した、2021年2月の売上高(速報値)は、JINS(ジンズ)を展開するジンズホールディングスを除く3社が既存店ベース、全店ベースともに前年の数字を割り込んだ。
ジンズホールディングスは、前年の売上高を上回った理由として、花粉・飛沫(ひまつ)・乾燥対策メガネや高価格帯商品の売上が好調だったことを挙げている。
ジンズホールディングス以外の3社が前年の売上高を下回るのは2ヶ月連続だが、先月1月と比べて3社とも下げ幅は減少している。
愛眼
「メガネの愛眼 - めがね・サングラス・コンタクトレンズ・補聴器等をご提供する眼鏡専門店」
(スクリーンショット)
メガネのアイガンを展開する愛眼の2月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比6.5%減、全店ベースで前年比6.3%減となった。これらの数値は、メガネ小売り部門のみのもので、卸部門と写真館部門は含んでいない。
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ジンズホールディングス
「株式会社ジンズホールディングス - JINS HOLDINGS」
(スクリーンショット)
JINS(ジンズ)を展開するジンズホールディングスの2月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比0.9%増、全店ベースで前年比4.0%増となった。
ジンズホールディングスは、前年の売上高を上回った理由として、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言により客足に影響があったものの、花粉・飛沫(ひまつ)・乾燥対策メガネ「JINS PROTECT(ジンズ プロテクト)」や、「JINS ポケモンモデル」など高価格帯商品の売上が好調だったことを挙げている。
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三城ホールディングス
「三城ホールディングス」
(スクリーンショット)
パリミキやメガネの三城などを運営する三城ホールディングスの2月の売上高(速報値)は、既存店ベースで3.5%減、全店ベースで5.6%減となった。これらの数値は、(株)三城および(株)金鳳堂の国内小売り売上高の合計値で算出されている。
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ビジョナリーホールディングス
「ビジョナリーホールディングス」
(スクリーンショット)
メガネスーパーなどを展開するビジョナリーホールディングスの2月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年比4.2%減、全店ベースで前年比8.1%減となった。EC部門は前年比1.7%増となっている。