フランスのメガネレンズメーカー Essilor（エシロール）は1月16日(月)、イタリアの世界最大手アイウェアメーカー Luxottica（ルックスオティカ）との合併契約を結んだことを発表した。
合併後は、新たな持ち株会社 EssilorLuxottica（エシロールルックスオティカ）となり、従業員数140,000人以上で150ヶ国以上に販売網を持つ、売上高150億ユーロ（およそ1兆8,200億円）を超える巨大アイウェア企業が誕生する。
新会社の会長兼CEO（最高経営責任者）には、Luxottica（ルックスオティカ）の会長で創業者でもあるレオナルド・デル・ヴェッキオ氏が就任。レオナルド・デル・ヴェッキオ氏の持ち株会社が、株式の31～38％を保有する筆頭株主となる。
レオナルド・デル・ヴェッキオ氏は、
「この合併により、アイウェア業界に巨大なグローバル企業を作るという私の夢が、あらゆる面において最高の形で現実となる。アイウェアを形作る2つのもの、すなわちフレームとレンズが、一つ屋根の下で作られ、流通されるのだ。」
とコメント。
また、Essilor（エシロール）の会長兼CEOで、副会長兼CEO代理に就任するヒューバート・サニエレス氏は、
「レンズに強い Essilor（エシロール）とフレームに強い Luxottica（ルックスオティカ）という大企業が1つになって、視力矯正と眼の保護に対する世界中のニーズにしっかり応えていくために合併した。顧客、従業員、ステークホルダー、そして業界全体のために全力を尽くしていきたい。」
と語っている。
Luxottica（ルックスオティカ）とは
「Luxottica」（スクリーンショット）
Luxottica（ルックスオティカ）は、イタリアにある世界最大手のメガネ・サングラスメーカー。
CHANEL（シャネル）や BVLGARI（ブルガリ）など有名ブランドのメガネ・サングラスをライセンス生産しているほか、Ray-Ban（レイバン）や Oliver Peoples（オリバーピープルズ）、Oakley（オークリー）といった人気アイウェアブランドも傘下に置いている。
また、世界150ヶ国以上に販売網を持ち、LensCrafters と Pearle Vision などのチェーンで7,800店舗を展開している。
▼公式サイト：Luxottica
Essilor（エシロール）とは
「Essilor Group」（スクリーンショット）
Essilor（エシロール）は、フランスに本拠を置くメガネレンズメーカー。
世界初の遠近両用メガネレンズ Varilux（バリラックス）をはじめとしたブランドを展開し、100ヶ国以上で販売。32の工場と490の研究所を世界各地に持っている。
▼公式サイト：Essilor Group
