ブルーライトをカットするPCメガネやパソコン用レンズの選び方(改訂版)- GLAFAS(グラファス)

ブルーライトをカットするPCメガネやパソコン用レンズの選び方(改訂版)

パソコンやスマートフォンなどの液晶画面から多く発せられ、まぶしさやチラつき、目の疲れなどの原因になるとされるブルーライト(青色光)をカットする PC(パソコン)メガネ。

2011年9月30日に発売された JINS PC の大ヒットをきっかけに、今ではかなり認知度も上がり、多くのひとが PC(パソコン)メガネを使っているようだ。

GLAFAS(グラファス)では、2011年10月に「ブルーライトをカットする PC(パソコン)用メガネ・レンズの選び方」という記事をすでに掲載しているが、最新の情報を踏まえた上で、あらためて「PC(パソコン)メガネの選び方」をご紹介したい。

PC(パソコン)用メガネとは

(写真)By ainudil【大きな写真を見る】

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PC(パソコン用メガネ)とは、パソコンやスマートフォンなどの画面から多く発せられ、まぶしさやチラつきの原因となるブルーライト(青色光)をカットして眼への負担を軽減するメガネのこと。

2011年9月に発売された JINS PC(度なしタイプ)をきっかけに認知度が高まり、今では JINS(ジンズ)以外でも多くのメガネ店で PC(パソコン)メガネ・レンズが販売され、人気を集めている。

ブルーライト(青色光)とは

(写真)可視光線の波長とエネルギー。image by ニコン・エシロール。

(写真)可視光線の波長とエネルギー。image by ニコン・エシロール。

可視光線、すなわち目に見えて、色として感じることができる光は、色によって波長が異なっている。目に見える光・色の中でも波長が短く、エネルギーが強いブルーライト(青色光)は、まぶしさやチラつきの原因となっている。

(写真)従来のブラウン管に比べて、最近主流となっているLEDは、「青い光」が強い。image by ニコン・エシロール。

(写真)従来のブラウン管に比べて、最近主流となっているLEDは、「青い光」が強い。image by ニコン・エシロール。

パソコンや携帯電話などのデジタル機器やテレビ、中でも最近主流となっているLED液晶モニターからは、ブルーライト(青色光)が波長450nmをピークに多く発せられており、眼への負担が大きくなっている。

パソコンやスマートフォン、タブレット端末などが多くのひとの生活に欠かせなくなった今、ブルーライト(青色光)をカットする PC(パソコン)用メガネは注目を集めており、掛けているひとが増えている。

ふだんメガネを掛けていないなら JINS PC「パッケージタイプ」

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ふだんメガネを掛けていないが、パソコンに向かうと目が疲れる…というひとにおすすめなのは、PC(パソコン)メガネブームの火付け役となった JINS(ジンズ)の JINS PC の「パッケージタイプ」(度なし)。価格は3,990円(「スクエア」タイプ)からとリーズナブルなのもうれしい。

もともと「ノンメガネユーザー」に向けて作られたこともあり、軽さと掛け心地のよさは抜群。ブルーライト(青色光)のカット率も約50%と高く、効果もかなり期待できると言えよう。

JINS(ジンズ)では、増田寛次郎 東京大学名誉教授の監修の元、臨床実験を実施。その結果、JINS PC を掛けることで、眼精疲労の改善傾向が確認されている。

発売当初は1型のみだった JINS PC だが、2012年5月にはデザインバリエーションが追加され、選択肢が増えたのもうれしいところ。

いかにも PC(パソコン)メガネというのではなく、ダテメガネ風に掛けたいひとや、視界が広く、画面を見やすいものがほしいというひとにおすすめなのは「ウエリントンタイプ」(価格:5,990円)。

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また、落ち着いた雰囲気で掛けたいひとには、ビジネスシーンでの使用も考慮したチタン製の「メタルスクエアタイプ」(価格:5,990円)はいかがだろうか。

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さらに、近年、子どもたちのゲームやパソコンの使用時間は増加傾向にあり、液晶ディスプレイから多く発せられるブルーライト(青色光)が網膜に与える影響などを懸念して作られた「JINS PC for kids(ジンズ ピーシー フォー キッズ)」(価格:3,990円)もラインナップされている。

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JINS PC for kids(ジンズ ピーシー フォー キッズ)」は、その確かな機能が認められ、メガネとしては初めて(社)日本PTA全国協議会の推薦商品および(社)全国子ども会連合会の推奨商品に認定されている。

【関連記事~JINS PC 「パッケージタイプ」】

JINS PC 「パッケージタイプ」については、以下の記事で詳しく紹介している。

レンズとフレームを別々に選んで、もっとおしゃれに自分らしく

(写真)すでに発売中の JINS PC ライトブラウンレンズがその名の通り、見た目に明らかにカラーがついているのに対して、JINS PC クリアレンズの見た目はほぼ「クリア」。

(写真)JINS PC ライトブラウンレンズ(写真左)と、JINS PC クリアレンズ(写真右)。

ライフスタイルや着用シーンにあわせて選ぶことができる。

(出典)http://www.jins-jp.com/functional/pc_custom.html

せっかく PC(パソコン)メガネを掛けるなら、おしゃれに自分らしいものを選びたい…というひとにおすすめなのは、レンズとフレームを別々に選ぶという方法。

例えば、JINS(ジンズ)では「JINS PC ライトブラウンレンズ」「JINS PC クリアレンズ」という2種類の PC(パソコン)メガネレンズを発売中。

度なしレンズが入った JINS PC「パッケージタイプ」よりも割高にはなるが、好みのフレームが選べるだけでなく「色なし」レンズも選べるのがポイントだ。

また、度なしの PC(パソコン)メガネレンズは JINS(ジンズ)以外のメガネ店でも販売しているので、いろいろなメガネ店をチェックしてみてはいかがだろうか。

度付きもOK!格安メガネ店の PC(パソコン)メガネレンズ

(写真)Zoff(ゾフ)の PC(パソコンメガネレンズ「Zoff PC」。 キャッチフレーズは「パソコン作業を快適にするレンズ」。

(写真)Zoff(ゾフ)の PC(パソコンメガネレンズ「Zoff PC」。
キャッチフレーズは「パソコン作業を快適にするレンズ」。

(出典)http://www.zoff.co.jp/sp/zoffpc/

JINS(ジンズ)や Zoff(ゾフ)をはじめとした格安系メガネ店では、度なしだけでなく度付きにも対応した PC(パソコン)メガネレンズを販売して人気を集めている。

近視・遠視・乱視・老眼用の単焦点レンズはもちろん、遠近両用・中近両用・近々両用レンズなどにも対応しているので、視力や用途、着用シーンにあわせて、自分に最適な PC(パソコン)メガネを作ることができる。

カラータイプとクリアタイプ、どちらを選ぶ?

(写真3)すでに発売中の JINS PC ライトブラウンレンズがその名の通り、見た目に明らかにカラーがついているのに対して、JINS PC クリアレンズの見た目はほぼ「クリア」。

(写真)JINS PC ライトブラウンレンズがその名の通り、見た目に明らかにカラーがついているのに対して、
JINS PC クリアレンズの見た目はほぼ「クリア」。

現在、各社から発売されている PC(パソコン)メガネレンズは、ブラウン系のカラーがついた「カラータイプ」と、ほぼ無色に近い「クリアタイプ」の2つに分けられる。

それぞれの特徴やメリット・デメリット、選ぶポイントはつぎの通り。

カラータイプ

◇特殊なブラウン系のカラーで吸収することで、ブルーライト(青色光)をカット。

◇ブルーライト(青色光)のカット率は約40~50%。

◇どんなひとにおすすめ?

  • ブルーライト(青色光)をしっかりカットすることでより高い効果を望むひと。
  • カラーレンズの入ったメガネを掛けることに抵抗がないひと。

◇フレーム選びのポイント

  • ブラウン系もしくは暖色系のカラーのフレームを選ぶと、レンズのカラーが気になりにくい。

クリアタイプ

◇特殊なコーティングで反射させることで、ブルーライト(青色光)をカット。

◇ブルーライトの(青色光)カット率は、約30~40%程度。

◇コーティングの影響で、レンズの裏側では光の反射やまぶしさを感じることや、ゴースト(虚像)により物がダブって見えることもある。

◇どんなひとにおすすめ?

  • カラーの入ったメガネでは抵抗のあるひと。
  • ビジネスシーンをはじめ、日常生活のさまざまな場面で、抵抗なく掛けたいひと。

JINS(ジンズ)「JINS PC レンズ」

(写真)すでに発売中の JINS PC ライトブラウンレンズがその名の通り、見た目に明らかにカラーがついているのに対して、JINS PC クリアレンズの見た目はほぼ「クリア」。

(写真)JINS PC ライトブラウンレンズ(写真左)と、JINS PC クリアレンズ(写真右)。

ライフスタイルや着用シーンにあわせて選ぶことができる。

(出典)http://www.jins-jp.com/functional/pc_custom.html

JINS(ジンズ)では、「JINS PC ライトブラウンレンズ」「JINS PC クリアレンズ」という2種類の PC(パソコン)メガネレンズを発売中。

JINS PC ライトブラウンレンズ

◇特殊なブラウン系のカラーで吸収することで、ブルーライト(青色光)を約50%カット。

◇薄型(屈折率:1.60)と超薄型(屈折率:1.67)のふたつが追加料金なしで選べる。

◇どんなひとにおすすめ?

  • ブルーライト(青色光)をしっかりカットすることでより高い効果を望むひと。
  • カラーレンズの入ったメガネを掛けることに抵抗がないひと。

JINS PC クリアレンズ

◇特殊なコーティングで反射させることでブルーライト(青色光)を約30%カット。

◇レンズ自体は無色透明なため、少し黄色味がかってはいるものの、ほぼ「クリア」な見た目。

◇薄型(屈折率:1.60)と超薄型(屈折率:1.67)のふたつが追加料金なしで選べる。

◇どんなひとにおすすめ?

  • カラーの入ったメガネでは抵抗のあるひと。
  • ビジネスシーンをはじめ、日常生活のさまざまな場面で、抵抗なく掛けたいひと。

価格

◇単焦点レンズ(近視・遠視・乱視・老眼)・度なしレンズ

  • フレーム代金+3,990円。

◇遠近両用・中近両用・近々両用レンズ

  • フレーム代金+3,990円+5,000円。

◇最安価格

  • 単焦点:4,990円(フレーム)+3,990円=8,980円
  • 遠近両用など:4,990円(フレーム)+3,990円+5,000円=13,980円

詳細記事

ALOOK(アルク)「ALOOK PC」

(写真)ALOOK(アルク) PC【パソコン】メガネレンズは、度付きにも対応の ALOOK PC と、度なし専用の ALOOK PC Lite の2タイプ。

(写真)ALOOK(アルク) PC【パソコン】メガネレンズは、
度付きにも対応の ALOOK PC と、度なし専用の ALOOK PC Lite の2タイプ。

(出典)http://www.alook.jp/products/lens_pc/

眼鏡市場系列の格安メガネ店 ALOOK(アルク)では、ALOOK PC を発売中。

ALOOK PC

◇レンズのカラーが気になりにくい「クリアタイプ」と、薄いブラウンの「カラータイプ」の2種類。

◇ブルーライト(青色光)のカット率は、いずれも約40%。

◇度付きレンズにも対応。

◇屈折率:1.60薄型非球面レンズ・屈折率:1.67超薄型非球面レンズの2種類。

◇遠近両用・中近両用・近々両用レンズは未対応。

ALOOK PC Lite

◇「ふだんメガネを掛けていないから度なしでいい…」というひとにおすすめの度なし専用タイプ。

◇薄いブラウンの「カラータイプ」のみ。

◇追加料金0円なのでリーズナブル。

価格

  • ALOOK PC:フレーム価格+5,250円。
  • ALOOK PC Lite:フレーム価格のみ。追加料金0円。

◇最安価格

  • 度なし:5,250円(フレーム価格)+0円=5,250円。
  • 度付き:5,250円(フレーム価格)+5,250円=10,500円。

詳細記事

OWNDAYS(オンデーズ)「パソコンレンズ」

(写真)OWNDAYS(オンデーズ)の PC(パソコン)メガネレンズは「パソコンレンズ」というわかりやすいネーミング。

(写真)OWNDAYS(オンデーズ)の PC(パソコン)メガネレンズは
「パソコンレンズ」というわかりやすいネーミング。

(出典)http://www.owndays.co.jp/pc_megane/

全国に120店舗を展開するメガネ店 OWNDAYS(オンデーズ)は、「パソコンレンズ」というわかりやすいネーミングで PC(パソコン)メガネレンズを発売中。

カラー

◇ブラウン・グレー・グリーン・クリアの4色。

◇見え具合やフレームにあわせてカラーを選ぶことができる。

◇ブルーライト(青色光)のカット率は約45%。

価格

◇単焦点(近視・遠視・乱視・老眼)・度なし。

  • フレーム価格+3,150円。

◇遠近両用

  • フレーム価格+7,150円。

◇最安価格

  • 単焦点:4,780円+3,150円=7,930円。
  • 遠近両用:4,780円+7,150円=11,930円。

詳細

Zoff(ゾフ)「Zoff PC」

(写真)Zoff PC(ゾフ・ピーシー)は「カラータイプ」と「クリアタイプ」がラインアップ。 ブルーライト(青色光)をカットする仕組みやカット率はそれぞれ異なる。image by インターメスティック ※「青色光カット率」は JIS規格(T7333付録)の測定数値(青色光波長380nm~500nmの平均カット率)。

(写真)Zoff PC(ゾフ・ピーシー)は「カラータイプ」と「クリアタイプ」がラインアップ。
ブルーライト(青色光)をカットする仕組みやカット率はそれぞれ異なる。image by インターメスティック
※「青色光カット率」は JIS規格(T7333付録)の測定数値(青色光波長380nm~500nmの平均カット率)。

Zoff(ゾフ)の PC(パソコン)メガネレンズ Zoff PC は、「カラータイプ」と「クリアタイプ」の2種類がラインナップ。

Zoff PC カラータイプ

◇特殊なブラウン系カラーで吸収することで、ブルーライト(青色光)を約50%カット。

◇度付きレンズは屈折率1.60の薄型タイプ。

◇度なしレンズは屈折率1.50の標準タイプ。

◇どんなひとにおすすめ?

  • ブルーライト(青色光)をしっかりカットすることでより高い効果を望むひと。
  • カラーレンズの入ったメガネを掛けることに抵抗がないひと。

Zoff PC クリアタイプ

◇特殊なコーティングで反射させることでブルーライト(青色光)を約37%カット。

◇レンズ自体は無色透明なため、少し黄色味がかってはいるものの、ほぼ「クリア」な見た目。

◇コーティングの影響で、レンズの裏側では光の反射やまぶしさを感じることや、ゴースト(虚像)により物がダブって見えることもある。

◇屈折率1.60の薄型非球面タイプ。

◇どんなひとにおすすめ?

  • カラーの入ったメガネでは抵抗のあるひと。
  • ビジネスシーンをはじめ、日常生活のさまざまな場面で、抵抗なく掛けたいひと。

価格

通常価格に以下の料金がプラスされる。

◇度なし

  • カラータイプ:0円
  • クリアタイプ:5,250円

◇単焦点レンズ(近視・遠視・乱視・老眼)

  • 5,250円

◇遠近両用レンズ

  • 屈折率:1.56→8,400円
  • 屈折率:1.60→10,500円
  • 屈折率:1.67→12,600円

◇中近両用レンズ

  • 屈折率:1.56→8,400円

◇最安価格

  • 度なし(カラータイプ):5,250円+0円=5,250円
  • 度なし(クリアタイプ):5,250円+5,250円=10,500円
  • 単焦点レンズ:5,250円+5,250円=10,500円
  • 遠近両用レンズ・中近両用レンズ:5,250円+8,400円=13,750円

眼鏡市場「度付きPCレンズ【デジタルガード】」

(写真)眼鏡市場の「度付きPCレンズ【デジタルガード】」は、グッドデザイン賞も受賞。

(写真)眼鏡市場の「度付きPCレンズ【デジタルガード】」は、グッドデザイン賞も受賞

(出典)http://www.meganeichiba.jp/lens/original/digiguard.html

眼鏡市場では、2011年10月より「度付きPCレンズ【デジタルガード】」を発売中。2012年度のグッドデザイン賞も受賞している。

特徴

◇特殊なコーティングで反射させることで、ブルーライト(青色光)をカット。

◇レンズ自体は無色透明なので、ビジネスシーンなどでも気兼ねなく使える。

◇屈折率:1.74の超薄型非球面レンズや、遠近両用レンズ・近々両用レンズにも対応。

◇コーティングの影響で、レンズの裏側では光の反射やまぶしさを感じることや、ゴースト(虚像)により物がダブって見えることもある。

価格

◇超薄型レンズや遠近両用レンズ、中近両用レンズを選んでも同価格。

  • 通常料金+2,100円。

◇最安価格

  • 15,750円+2,100円=17,850円

詳細・関連記事

◇「度付きPCレンズ【デジタルガード】」の詳細。

◇「度付きPCレンズ【デジタルガード】」はグッドデザイン賞を受賞。

度数やフレームにこだわるなら、専門店やセレクトショップへ

by Jen Merkel【大きな写真を見る】

by Jen Merkel大きな写真を見る

JINS PC の大ヒットにより、認知度が一気に高まった PC(パソコン)メガネだが、今では専門店やセレクト系メガネショップの多くが力を入れている。

すでに行きつけのメガネ店があるひとは、PC(パソコン)メガネについて気軽に相談してみてはどうだろうか。

PC(パソコン)メガネと言えばブルーライト(青色光)と思われがちだが、ふだんから度付きのメガネを掛けているひとにとっては、視力や用途、ライフスタイルなどにあわせて、度数やレンズの設計を選ぶことも重要なポイント。

かつてメガネ店に16年間ほど勤務し、格安系メガネ店への”潜入取材”もおこなってきた筆者の経験から言っても、すでにご紹介した格安系メガネ店よりも、専門店やセレクト系メガネショップのほうが、度数やレンズ選びについては良い結果が期待できると言えるだろう。

また、PC(パソコン)メガネのフレーム選びも大切にしたいところ。

パソコンに向かうときだけでなく常用したいひとや、ほかのひとと一歩差をつけたいというひと、格安系メガネ店では納得のいくフレームが見つからなかった…というひとには、国内外のブランドから厳選したセンスあふれるフレームがそろったセレクト系メガネショップで PC(パソコン)メガネを作ることもおすすめしたい。

続いては、専門店やセレクト系メガネショップで販売されている PC(パソコン)メガネレンズをご紹介しよう。

ニコン・エシロール「ニコン シークリア ブルー」

(写真)ニコン シークリア ブルーはブルーライト(青色光)を特殊なコーティングで効率的にカット。

(写真)ニコン シークリア ブルーはブルーライト(青色光)を特殊なコーティングで効率的にカット。

(出典)http://www.nikon-lenswear.jp/products/other/see_clear_blue.php

ニコン・エシロールが2011年6月に発売した「ニコン シークリア ブルー」は、レンズ表面の反射防止コートにブルーライト(青色光)だけを反射させる機能を加えたことで、無色透明なレンズでもまぶしさやチラつきを防ぐ効果があるというもの。

特徴

◇ブルーライト(青色光)のカット率は約10%。

◇若干黄色みを帯びているものの、レンズはほぼ無色透明。カラーを気にせず掛けることができる。

◇近視・遠視・乱視・老眼といったレンズはもちろん、遠近両用レンズや若いひとの目の疲れに効果が期待できる「リラクシー」など、度付きレンズに幅広く対応。

◇レンズにカラーを加えることで、シーンやニーズに合わせて、より高い効果を期待できる。

◇コーティングの影響で、レンズの裏側では光の反射やまぶしさを感じることや、ゴースト(虚像)により物がダブって見えることもある。

価格

  • メガネ店によって異なる。

詳細

HOYA(ホヤ)「ヴィーナスガードコート ラピス」

(写真)「ヴィーナスガードコート ラピス | オプションを選ぶ | メガネレンズを選ぶ | HOYA株式会社 ビジョンケアカンパニー」(スクリーンショット)

(写真)「ヴィーナスガードコート ラピス | オプションを選ぶ | メガネレンズを選ぶ | HOYA株式会社 ビジョンケアカンパニー」(スクリーンショット)

ヴィーナスガードコート ラピス」は、大手メガネレンズメーカーの HOYA(ホヤ)から2012年2月に発売された、新開発のメガネレンズコーティング。

特徴

◇ブルーライト(青い光)をおよそ10%ほどカット。

◇カラーなしのレンズを選べば、ビジネスシーンなど、カラーが入ったメガネを掛けるのに抵抗がある場面でも使うことができる。

◇近視・遠視・乱視・老眼といったレンズはもちろん、遠近両用レンズや若いひとの目の疲れに効果が期待できる REMARK(リマーク)など、度付きレンズに幅広く対応。

◇レンズにカラーを加えることで、シーンやニーズに合わせて、より高い効果を期待できる。

◇コーティングの影響で、レンズの裏側では光の反射やまぶしさを感じることや、ゴースト(虚像)により物がダブって見えることもある。

◇キズやホコリにも強い。

詳細

セイコーオプティカルプロダクツ「スーパーレジスタンスコートBR(ビーアール)」

(写真)セイコーオプティカルプロダクツの「スーパーレジスタンスコートBR(ビーアール)」は、ブルーライト(青色光)をカットするだけでなく、キズなどにも強い。

(写真)セイコーオプティカルプロダクツの「スーパーレジスタンスコートBR(ビーアール)」は、
ブルーライト(青色光)をカットするだけでなく、キズなどにも強い。

(出典)http://www.seiko-opt.co.jp/technology/resistancebr.html

大手レンズメーカーであるセイコーオプティカルプロダクツの「スーパーレジスタンスコートBR(ビーアール)」は、特殊コーティング技術によりブルーライト(青色光)をカット。

特徴

◇ブルーライト(青い光)を約11%ほどカット。

◇カラーなしのレンズを選べば、ビジネスシーンなど、カラーが入ったメガネを掛けるのに抵抗がある場面でも使うことができる。

◇近視・遠視・乱視・老眼といったレンズはもちろん、遠近両用レンズ・中近両用・近々両用レンズなど度付きレンズに幅広く対応。

◇レンズにカラーを加えることで、シーンやニーズに合わせて、より高い効果を期待できる。

◇コーティングの影響で、レンズの裏側では光の反射やまぶしさを感じることや、ゴースト(虚像)により物がダブって見えることもある。

◇キズやホコリにも強い。

詳細

東海光学「ブルーカットコート / ティービーシー」

(写真)「ブルーカットコート / ティービーシー (青色光をカット) : メガネレンズ : 東海光学株式会社」(スクリーンショット)

(写真)「ブルーカットコート / ティービーシー (青色光をカット) : メガネレンズ : 東海光学株式会社
(スクリーンショット)

東海光学の「ブルーカットコート / ティービーシー」も、特殊なコーティングでブルーライト(青色光)をカット。

ブルーライト(青色光)のカット率は約15%。キズや汚れにも強い。

詳細

関連リンク

特殊なカラーでブルーライト(青色光)をカットするレンズ

最後に、レンズメーカー各社から発売されている、特殊なカラーによってブルーライト(青色光)をカットするレンズをまとめてご紹介する。

HOYA(ホヤ):CAREER COLOR(キャリアカラー)

(写真)キャリアカラー | オプションを選ぶ | メガネレンズを選ぶ | HOYA株式会社 ビジョンケアカンパニー(スクリーンショット)

(写真)「キャリアカラー | オプションを選ぶ | メガネレンズを選ぶ | HOYA株式会社 ビジョンケアカンパニー」(スクリーンショット)

伊藤光学:D.L.C.レンズ

(写真)伊藤光学工業株式会社[製品情報:メガネレンズ:D.L.Cレンズ(スクリーンショット)

(写真)「伊藤光学工業株式会社[製品情報:メガネレンズ:D.L.Cレンズ」(スクリーンショット)

乾レンズ:ハイドレンズ(HYDE)

(写真)ハイドレンズはさまざまな色があります。特徴を理解して楽しんでください(スクリーンショット)

(写真)「ハイドレンズはさまざまな色があります。特徴を理解して楽しんでください」(スクリーンショット)

これらのサイトを見てみると「短波長(光)」や「ブルー光線」と書かれているが、いずれも特殊なカラーを着けることによりブルーライト(青色光)をカットしている。それにより、まぶしさやチラつきを減らすほか、コントラストが上がるという効果が期待できるのだ。

また、これらのレンズはパソコンやケータイ、スマートフォンなどのデジタル機器を使うときだけでなく、カラーを選ぶことでスポーツやアウトドアなどのシーンにも対応できる。

関連記事

◇2011年10月に掲載した PC(パソコン)メガネの選び方。

◇PC(パソコン)メガネ関連ニュースまとめ


【オススメ】セルフレーム ツヤ出しクリーナー


(本記事は、執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。また、外部リンク先につきましては、削除されていることもございますので、ご了承ください。)

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