ブルーライトをカットするパソコン用メガネ JINS PC にクリアレンズ登場- GLAFAS(グラファス)

ブルーライトをカットするパソコン用メガネ JINS PC にクリアレンズ登場

ブルーライトをカットするパソコン用メガネ JINS PC にクリアレンズ登場

JINS PC クリアレンズは6月15日(金)より発売。

[出典]http://www.jins-jp.com/functional/pc_custom.html

蒼井優さんのCMでもおなじみのメガネブランド JINS(ジンズ)は、パソコンやスマートフォンの画面、テレビなどから発せられる「ブルーライト(青色光)」をカットすることで眼を守る「パソコン用メガネ」JINS PC の新ラインアップとして、「JINS PC クリアレンズ」を追加、全国の JINS(ジンズ)各店およびオンラインショップで6月15日(金)より発売する。

JINS(ジンズ)によると、すでに発売中の JINS PC シリーズが特殊なブラウン系のカラーでブルーライトをカットするのに対して、JINS PC クリアレンズはブルーライトを反射する特殊なコーティングにより、ほぼ透明に近いレンズを実現。これまでの JINS PC よりもブルーライトのカット率は劣るものの、オフィスなどでも気兼ねなく使うことができそうだ。

ブルーライト(青色光)とは

(写真1)可視光線の波長とエネルギー。image by ニコン・エシロール。

(写真1)可視光線の波長とエネルギー。image by ニコン・エシロール。

可視光線、すなわち目に見えて、色として感じることができる光は、色によって波長が異なっている(写真1)。目に見える光・色の中でも波長が短く、エネルギーが強いブルーライト(青色光)は、まぶしさやチラつきの原因となっている。

(写真2)従来のブラウン管に比べて、最近主流となっているLEDは、「青い光」が強い。image by ニコン・エシロール。

(写真2)従来のブラウン管に比べて、最近主流となっているLEDは、「青い光」が強い。image by ニコン・エシロール。

パソコンや携帯電話などのデジタル機器やテレビ、中でも最近主流となっているLED液晶モニターからは、ブルーライト(青色光)が波長450nmをピークに多く発せられており、眼への負担が大きくなっている(写真2)。

特殊なコーティングでブルーライトをカット、レンズはほぼ透明

(写真3)すでに発売中の JINS PC ライトブラウンレンズがその名の通り、見た目に明らかにカラーがついているのに対して、JINS PC クリアレンズの見た目はほぼ「クリア」。

(写真3)すでに発売中の JINS PC ライトブラウンレンズがその名の通り、見た目に明らかにカラーがついているのに対して、JINS PC クリアレンズの見た目はほぼ「クリア」。

(出典)http://www.jins-jp.com/functional/pc_custom.html

すでに発売中の JINS PC ライトブラウンレンズが特殊なブラウン系のカラーでブルーライトを吸収させカットするのに対して、JINS PC クリアレンズは特殊なコーティングで反射させることでブルーライトをカット。その結果、少し黄色味がかってはいるものの、ほぼ透明に近い「クリア」な見た目を実現している(写真3)。

(写真4)JINS PCの「ライトブラウンレンズ」と「クリアレンズ」では、 ブルーライトをカットする方法とカット率が異なる。

(写真4)JINS PCの「ライトブラウンレンズ」と「クリアレンズ」では、
ブルーライトをカットする方法とカット率が異なる。

(出典)http://www.jins-jp.com/functional/pc_custom.html

すでに発売中の「ライトブラウンレンズ」がブルーライトを約45%カットするのに対して、「クリアレンズ」はブルーライトのカット率が約30%となっている(※)。

しかし、「クリアタイプ」という名の通り、見た目にはほぼ「クリア」なので、営業や接客業などカラーつきのメガネを掛けるのに抵抗のある職場でも、気兼ねなく使えそうなのはうれしい。

JINS(ジンズ)によると、のブルーライトカット率は度なし(S 0.00)状態での数値。また、度数により数値が異なる場合があるという。

「効果の高さ」と「掛けやすさ」、どちらを選ぶ?

(写真5)「ライトブラウンレンズ」と「クリアレンズ」それぞれの可視光線透過率を示すグラフ。「ライトブラウンレンズ」のほうがブルーライトのカット率が高いことや、「クリアレンズ」のほうが全体に透過率が高い、すなわち明るいことなどがわかる。

(写真5)「ライトブラウンレンズ」と「クリアレンズ」それぞれの可視光線透過率を示すグラフ。
ライトブラウンレンズ」のほうがブルーライトのカット率が高いことや、
「クリアレンズ」のほうが全体に透過率が高い、すなわち明るいことなどがわかる。

(出典)http://www.jins-jp.com/functional/pc_custom.html

ここで、JINS PC ライトブラウンレンズと JINS PC クリアレンズについて、それぞれの違いや特徴をあらためてまとめつつ、選ぶ際のポイントをご紹介したい。

JINS PC ライトブラウンレンズ

(写真6)JINS PC ライトブラウンレンズの着用イメージ。

(写真6)JINS PC ライトブラウンレンズの着用イメージ。

(出典)http://www.jins-jp.com/functional/pc_custom.html

JINS PC ライトブラウンレンズ(写真6)は、特殊なブラウン系のカラーで吸収することで、ブルーライトを約45%カット。

パソコンなどに向かうときにも度数の入ったメガネが必要で、カラーレンズの入ったメガネを掛けることに抵抗がなく、ブルーライト(青色光)をしっかりカットすることでより高い効果を望むひとには、JINS PC ライトブラウンレンズがおすすめだ。

JINS PC ライトブラウンレンズは、JINS(ジンズ)の通常レンズと同じ「非球面設計」と呼ばれるタイプを採用。レンズの端のほうまで歪みが少なく、度数が強いひとでもレンズが厚くなりにくいのだ。

さらに、レンズの薄さを決める屈折率は、1.60 と 1.67 の2タイプが用意されているので、度数が強いひとでもレンズの厚さが気になりにくいのはうれしい。

また、JINS PC ライトブラウンレンズは、遠近両用レンズにも対応しているのもポイント。ただし、遠近両用レンズの場合は「ブルーライト」カットレンズ料金3,990円に加えて、さらに5,000円プラスとなっている。

JINS PC クリアレンズ

(写真7)JINS PC クリアレンズの着用イメージ。

(写真7)JINS PC クリアレンズの着用イメージ。

(出典)http://www.jins-jp.com/functional/pc_custom.html

JINS PC クリアレンズ(写真7)は、特殊なコーティングで反射させることでブルーライトを約30%カット。レンズ自体は無色透明なため、少し黄色味がかってはいるものの、ほぼ「クリア」な見た目なのが、JINS PC ライトブラウンレンズとの大きな違いだ。

そのため、カラーの入ったメガネでは抵抗のあるビジネスシーンをはじめ、日常生活のさまざまな場面で、抵抗なく掛けることができそうだ。

また、他社のものも含めて、コーティングでブルーライトをカットするレンズのデメリットとしては、レンズ表面の反射光が気になることも挙げられる。JINS(ジンズ)によると、JINS PC クリアレンズは「使用時に若干のパープル・ブルー系の反射光が生じます」とのことだ。

しかし、コーティングでブルーライトをカットする他社のレンズに比べると、レンズ表面のチラつきや、特に後ろからの光の反射やまぶしさを「徹底的に改善」したというのには注目だ。

JINS PC クリアレンズも、レンズの端のほうまで歪みが少なく、度数が強いひとでもレンズが厚くなりにくい「非球面設計」を採用。また、薄型(屈折率:1.60)と超薄型(屈折率:1.67)のふたつが追加料金なしで選べるので、度数が強くてレンズの厚さが気になるというひとも、まず安心と言えよう。

【追加情報!】

◇2012年10月1日(月)より、JINS PC クリアレンズも遠近両用・中近両用・近々両用レンズに対応。詳細については以下から。

通常価格にプラス3,990円

(写真8)「JINS PC®レンズ - 機能性アイウエア | JINS - 眼鏡(メガネ・めがね)」(スクリーンショット)

(写真8)「JINS PC®レンズ - 機能性アイウエア | JINS - 眼鏡(メガネ・めがね)」(スクリーンショット)

JINS PC クリアレンズは、すでに発売中の JINS PC ライトブラウンレンズと同じく、通常価格(フレーム+レンズ)にプラス3,990円で、度付き対応のパソコン用メガネを作ることができる。

最も安い商品を選ぶと、通常価格4,990円プラス3,990円、合計8,980円から、パソコン用度付きメガネを手に入れることができるほか、超薄型(屈折率:1.67)を選んでも追加料金0円なのはうれしい。

また、JINS PC クリアレンズJINS PC ライトブラウンレンズともに受注生産となっているので、出来上がりまでには10日ほどかかるようだ。

関連記事

JINS PC は度付きのほか、ノンメガネユーザー向けの度なしタイプも

ブルーライトをカットする「パソコン用メガネ」は各社から続々発売中

【コーティングでブルーライトをカットするタイプ】

【カラーでブルーライトをカットするタイプ】


【オススメ】セルフレーム ツヤ出しクリーナー


(本記事は、執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。また、外部リンク先につきましては、削除されていることもございますので、ご了承ください。)

この記事で紹介したショップ・ブランド

GLAFASについて

GLAFAS(グラファス)は「メガネを知りたい!買いたい!楽しみたい!ひとの情報サイト」です。

メガネを楽しむことでより豊かな生活を送るお手伝いをするために、全国のメガネユーザーに向けて、さまざまな情報を発信しています。

id : 2608
Copyright
© 2003 - 2024 GLAFAS All Rights Reserved.
Powered by MODX
database